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第4回目 阿部 淳一郎

タイトル(Will)人生を変えるきっかけとなった、あの人のようになりたい
公開日2008年3月28日
公開番号第4回目
氏名阿部 淳一郎
会社名
役職キャリアコンサルタント、組織・人材開発コンサルタント
プロフィール

あべ・じゅんいちろう
早稲田大学教育学部卒業。大手教育関連企業など約6年の会社員生活を経て、2004年、29歳でIC(インディペンデント・コントラクター)として独立。ミッションは「イノベーター型人材の育成」。現在は、企業の人事部にて採用・研修マネージャー業務をこなしながら、コンサルタント・講師として、大学でのキャリア講演、企業での教育研修コンサルティング、採用コンサルティング、事業開発支援、管理職コーチングなどを実践中。研修・講演実績約500本、個人キャリア相談経験人数約3,500名、採用面接官としての面接人数役3,000名。2007年4月より仕事と並行して大学院に入学し、行動科学とストレスマネジメントを専攻中。
【公式WEB】http://www.gtabe.info/

Chapter 1.キャリアの軌跡

【勉強大キライの学生から、キャリアコンサルタントになるまで】

現在は大きく3つの仕事を中心に活動しています。一つ目が大学での講師。二つ目は、企業の採用のサポート。そして三つ目が、企業内の人材育成で、研修やコンサルティングという形です。キーになるポリシーがあって、それは「人の能力や可能性をいかにして開くのか、伸ばすのか」ということ。大学だったらキャリアの考え方や就職活動支援、企業の人材採用の立場になれば、どうしたら合う人材がとれるかマッチングを促進することで、結果として働く人々の可能性を伸ばすということになります。企業における研修も同じ考え方で、そこで働く人々の能力や可能性を伸ばすさまざまな手段、手法をとりいれて伝えています。

実は高校まですごく勉強が嫌いで、人生に対してもマイナスな考え方をしていました。そんな自分を変えてくれた優れた教育者に、浪人時代に出会って。人は変わることができる、そんな可能性を伝えるという現在の仕事の原型を意識したのは、19歳のときのことでした。大学時代は教育産業で「チューター」と呼ばれる受講者個人の相談に乗るアルバイトをしました。自分がそうだったように苦しんでいる人がすごくたくさんいる、でも本気でぶつかっていくと必ず変わる。その後の就職活動はちょうど氷河期で苦労しましたが、伝えたい、人の能力を伸ばすメッセージを発信したい、その想いがいっそう明確になりました。教育業界に就職し、営業や運営などさまざまな役割で仕事をしました。そうして、講師による講義というのは個人プレーのように見えて実はチームが裏側でひとつのものを作っていること。その上で自分が一番わくわくできるのは、前面に出て話す仕事だとわかり、現在の仕事に至っています。

Chapter 2.「WILL」を見つけた、つながった

【人生を変えた出会いと行動―あなたのようになりたい!】

教育関連の会社で数年間仕事を続けましたが、講師やコンサルタントとして望みどおりの形で仕事をするにはどうしたらいいのか、試行錯誤しました。当時はどんな職業名があるのかもわからずにいて。あるとき、イベントを打つに当たってのパネラーを探していて、偶然見つけたんです。就職コンサルタントの、本田勝裕(ほんだ かつひろ)さん(編者注:本田氏のサイトhttp://www.ponta.co.jp/)。インターネット上で彼のインタビュー記事を見つけて、直感的にもう、この人と同じことをしたいんだ、と。それで、関西の方なのでお会いするのは難しいかと思いつつも、いきなりホームページからメールを送りました。「僕はあなたのようになりたい」って、いきなり。そうしたら返事が来て、東京に出張にいらした際に実際お会いすることができて。初対面にも関わらず、その場で、「大阪まで行くので授業を見学させてください」とお願いしました。そして実際に大阪へ。実際に授業を見たとき、これはすごいと思いました。

それから、最初は会社の仕事を続けながら、本田さんの下で大学生の就職支援のボランティアを始めました。活動をしていくうちに、自分のキャリアの方向がどんどん明確になって、具体的にしたいことが見えて。それが27歳。そこから3年修行をして、29歳で、キャリアコンサルタントとして独立をしました。

Chapter 3.「WILL」のルーツ

【「人の能力を伸ばし、可能性を開く」という仕事観のルーツはどこに?】

自分は高校生まで本当に勉強が嫌いで仕方がなくて。何かこう、型にはまっていくような嫌悪感を感じて、学ぶことをマイナスにとらえていました。たぶん、生きることに対しても。だからぜんぜん勉強ができない。当時の偏差値は40を切っていました。どれくらい勉強が嫌いだったかというと、受験前なのに近所のコンビニで、一日中「スラムダンク」の全巻を立ち読みして時間を過ごすとか、それくらい勉強しなかったですね(笑)。

19歳の浪人時代に出会ったカリスマ講師に触発された要素が2つあって。一つは、プラスに生きるメッセージをくれたこと。実際に彼が会ったかっこいい大人の話や、人としてプラスに生きるとはどういうことか。もう一つは、とにかく教え方が違っていた。ロジカルで、なぜこうやらなければならないのか、疑問を持たずに理解できる教え方をしてくれたんです。それでたった一年で大学に受かるところまで成績が上がったんです。こんなに変わるんだ、この人のようなことが将来できたらいい。この講師との出会いが強烈な「想い」のきっかけとして、私の仕事観をずっと支えています。

エネルギーが切れること?ないですね。モチベーションが切れません。やりたいことをやっていて、人が変わっていくという結果が見える仕事です。どんなに一生懸命やっていても、人って自分に合わないことをやっているとできないものです。活かし方、ってすごくいろいろあるんです。皆が適材適所に行くことが当たり前の世の中にしたい。そんなふうに世界を変えていきたいと思っています。

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